- 2011年4月15日 11:00
- 保護犬あれこれ
先日から呼びかけさせていただいていました、岡山市中区の迷子ワンちゃん、
無事見つかって飼い主さんの元へ帰ることが出来ました。
ご心配、ご協力いただきました方へ、深くお礼申し上げます<(_"_)>
そもそも、事のなりゆきは、
4/11昼過ぎに、娘から電話。
『平井の餃子の王将前の道路で横たわっているワンちゃんがいる！』っと。。。
行って見ると確かにいました！
片側３車線の道路の一番右車線です（＞0＜）
車は、このワンコを避けて通るため軽く渋滞していました。
保護しようと近寄ると、反対側の車線に逃げてしまいました。
こちらは、車がビュンビュン通っていたので、
一瞬ヒヤリとしましたが、そのまま住宅街へと入っていったのでひとまず安心。
私とパパさんとで車をUターンさせて追跡。
私は歩きで・・・・パパさんは車で先回りして、
横に用水のある歩道で、前後から追い込みました。
すると、だんだん近寄る私とパパさんにあせったワンちゃんは、
幅80センチくらいの用水を超えて逃げてしまったんです(T_T)
その後かなり付近をさがしましたが、姿を見つけることは出来ず。。。
気になりながらも、無事おうちへ帰ってくれと祈りつつ、
その場を後にしました。
次の日（4/12）、私のサイトの迷子犬掲示板を見ると、昨日のワンちゃんの写真が！！
間違いなく昨日のあの仔だわ！って確信しました。
4/10の早朝に岡山市中区海吉から、いなくなってしまったそうです。
私が4/11の昼過ぎに見かけた地点へは、距離にして4～5キロです。
ツイッターなどで呼びかけてみると、友人が、
4/12の18時頃、中区倉益～倉富辺りで、この仔を見たと。。。
いなくなった場所（海吉）と私が見かけた（平井）の間です。
さらに、その友人がまた別の友人にメールすると、
4/12の昼間にも中区倉益～倉富辺りで見た！っと。。。
どうやら、おうちを探してさまよい歩いているようでした。
結局、前記事にも記載したように、
！見つかりました！
今朝、実家の父から岡山東警察署より犬を保護しているとの一報があったと連絡がありました。
昨夜午後7時頃、
倉田のトラックターミナル付近で車と接触し、
軽い怪我だったそうですが、運転手の方が親切に病院に連れて行って下さり、
その後警察に届出をして下さったとの事でした。
少し弱っており、後ろ足を軽く怪我をしている為今は歩けないそうですが、
家に連れ帰り、今はゆっくりと眠っているとの事です。
迎えに行った父の顔を見て、嬉しそうにしっぽを振っていたと聞きました。
ぱんちょママ様をはじめ、ご協力頂いた皆様には感謝してもしきれない思いです。
本当に本当に有難う御座いました！
これからの彼女の余生、
より大切に一緒に過ごして生きたいと家族全員で再確認致しました。
有難う御座いました。2011/04/13 (Wed) 11:15:28
（飼い主さんからの掲示板投稿を転記しています）
との連絡があり、事件は無事解決・・・だったのですが、
掲示板へ投稿していた方は、別のところへ住む飼い主さんの娘さんで、
ご両親と連絡をとりつつネットで呼びかけていたようです。
その後、メールでまたお知らせいただいたのですが、
ちょっと状況が違った部分もあり、訂正されていましたので、
ご本人の了解を得て、こちらに転記させていただきます。
岡山保護犬日記管理人 ぱんちょママ様
今回の件では、大変お世話になりました。
掲示板という情報収集の場を提供して頂いていた事、
目撃時に保護しようとして下さった事、
更に情報を募って下さった事にも重ねてお礼を申し上げます。
喜ばしい書き込みをさせて頂いたあとなので、
お伝えしようかどうか迷ったのですが、
書き込んだ内容に少し違う部分がありましたので、
お世話になったぱんちょママ様にはお伝えしようとメールさせて頂きました。
実は車と接触後、
運転手さんが病院へ連れて行こうとして下さったようなのですが、
あまりにも痛がり、触らせようとしなかったようで、
そのまま警察に連絡し保護をして頂いたそうです。
弱ってはいましたが、
外傷はない為そのまま家に連れ帰り休ませていたところ、
何度ももどしてしまい、
夕方頃にどうも様子がおかしかった為病院で診てもらったようです。
結果、骨盤が折れている為歩けなかったとの事です。
これから治療をすれば、
立てる・歩けるまでには回復するかもしれないそうですが、
自分の力で排泄する事は困難になるというお医者様からのお話でした...。
皆様のご協力のお陰で、
生きて帰ってきてくれただけで家族全員感謝しておりますが、
愛犬に本当に申し訳ない事をしたととても後悔しているのも事実です。
動物と一緒に暮らすという事は、
同時に命を預かるという事、
人間の過失で、動物に辛い思いをさせる、
ましてや身体の自由を奪う・天寿を全うさせてやれないという事は、
絶対にあってはならないと強く感じました。
ぱんちょママ様は、
たくさんの大切な命を守る活動をされていて、本当に頭の下がる思いです。
少しでも、我が家の愛犬のようになってしまう仔がいなくなるよう、
これからも素敵な活動を続けて頂きたいと願っております。
また、私共家族が御力になれる事があれば(ないかもしれませんが...)
微力ながら強力をさせて頂きたいと思っております。
いつでもご連絡下さい。
長くなりましたが、
この度は本当に本当に有難う御座いました。
顔の見えないインターネットという世界で、
こんなにも温かい気持ちをたくさん頂けた事、
我が家の愛犬(今更ですがバロンといいます)は幸せにだったと思います。
ぱんちょママ様の御家族、
そしてわんちゃん達がこれからも幸せに過ごされるよう、
お祈り申し上げます。
頂いたメールを読ませていただき、
今、私に出来ることは、この貴重な経験を沢山のかたへお話して、
今一度、愛犬家の皆様に考えていただくことだと思いました。
家族として大切に大切にしている皆様のワンちゃんたち。。。
首輪は、古くなって痛んでいませんか？
お外で飼っているワンちゃんの係留のための鎖は大丈夫？
リードもそろそろ新しいのに変えてあげる時期ではないですか？
迷子札は装着していますか？
ワンちゃんは自分で、『ぼく、迷子になっちゃったんだけど、おうちに帰りたいんだ！』っと
おまわりさんに言うことができません。
もし、大切なワンちゃんを迷子にしてしまったら、
まずは、近くの警察・保健所・愛護センターへの連絡。
その際、数箇所考えられる管轄へ、それぞれ連絡してくださいね。
そして、インターネットやポスターなどで情報を拡散。
近所の動物病院や、スーパーなどにポスターを貼らせてもらったり、
新聞のチラシ掲載や、無料のタウン誌などへの掲載もするといいでしょう。。。
今回の飼い主さんの仰るように、
動物と一緒に暮らすとという事は、
同時にその大切な命を預かるという事です。
みなさんの可愛いワンちゃんたち、
いつまでも幸せに暮らせるよう、人間がしてあげられることは何か。。。
今一度考えてみてくださいね！
その後もう一度メールを頂き、
こちらのワンちゃん、毎日病院で治療を受け、
まだ歩けないけど、少しずつ元気になっているそうです。
また、排泄も自分で出来た！っと嬉しい報告もありました。
バロンちゃんの痛みや不快が少しでもなくなりますように・・・
そして、もういちど、お散歩へ行けるようになるといいね。。。
お祈りしています。
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