- 2010年12月 9日 09:49
- 保護犬あれこれ
少し前にお話していた、
岡山市保健所に収容された子の殺処分をゼロにしようと推進するプロジェクトで、
岡山市保健所とボランティアに於ける第１回の会議が12/7行われました。
集まったボランティアは11名。
保健所からは、2名の方がご出席くださいました。
朝の10時から始まった会議は、正午をまわり、12時半過ぎまで、とっても濃～～い内容で
行われました。
岡山市では今年4月から、成犬譲渡が（やっと）始まりました。
8月の終わりに、狆のさやちゃん、ダックスのたっくん、ヨーキーMIXのなっちゃんを引き出した時には、
保健所サイドも、手探り状態ではありますが、
一匹でも多く助けれられる命があれば・・・っと奮闘なさっているようでした。
岡山市の保健所に飼い主自ら、持ち込んだ犬猫の数・・・
2008年には、130頭（位？）だったそうですが、
最近のテレビでの報道などで市民の皆さんの愛護に関する意識も改革されたのと、
保健所の皆様の説得などによる努力の成果で、
2009年には、93頭に減り、今年度は、4月から11月までの持込件数は、まだ33頭だそうです。
これは、飼い主自らの持込件数であって、
保健所に持ち込み以外で収容された子（迷子や野犬の保護など）の数は、
今年度4月から11月までで、137頭（うち、子犬が66頭で、成犬が71頭）だそうです。
このうち、飼い主に返還された頭数は、わずか27頭です。
私たちは、もっともっと、自分の家の仔が迷子になった時は、すぐに保健所へ連絡する事を
広めなければいけません。
そして、保健所は、もっと、情報を公開することに努力しなければならないと感じました。
今回の会議の中で、ボランティアサイドからの要望として、
（保護犬情報と出ていますが、ここに掲載される仔は、飼い主持込以外で明らかに迷子の仔だけです）
の他に、譲渡会にエントリーされる譲渡犬の情報を公開するページを新たに設けてくださいと御願いしたところ、
早急に検討し、実行していきたいと考えて下さる旨のお返事を頂きました！
岡山市では現在月に2回譲渡会を行っていますが、
実際の参加者は、4～5名程度だそうです。
もっともっと、判り易く情報を公開することで、
ペットショップで犬猫を買う人が減り、保健所の行き場のない犬猫を家族に迎えてくださる方が
増えるものと思っております。
本当に、早急にやって欲しいなって願っています。
今回の会議の内容は、本当にとっても濃い内容で、すべてをお伝えする事はできませんが、
この他にも、とってもいい方向でお話が進められました。
保健所の方も、これまでのやり方を改めて、ボランティアにもっと協力してもらい
殺処分の数を減らす事に努めてくださるそうです。
会議は、まだまだ今後も定期的に続けます。
是非、皆さんも会議に出席して、良いアイデアや意見などを教えてください。
++++++++
2時間半に及ぶ会議のあとには、11名のボランティアのうち、8名が昼食を交えた懇親会をしました。
本当にたくさんの貴重なお話が聞けて、
みなさんの頑張りが伝わってきました。
今、娘が仕事中、孫を預かっているので、なかなか身動きの取れない私ですが、
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