- 2014年4月19日 08:07
- ポメラニアン*美緒羅 | 保護犬あれこれ
2012年の12月に幸せを掴んで我が家を巣立っていった美緒羅 改め ガルボちゃん。
もともと（収容時から）左前肢にハンデがあり、（前飼い主が骨折したのを放置したためと思われる）
びっこで歩いていましたがそんな事もすべて受け入れてくださり、
S様ご家族の次女として迎えて頂き、幸せに暮らしていました。
が、去年（2013年）の5月、ふとしたことからなんと右前肢を骨折してしまいました(T_T)
こばやし先生に応急処置のギブスをしていただき、手術の出来る病院を探し手術日を待つ日々。。。
もともと左前肢が悪かったので、立つことも出来ず完全介護状態にまでなっていたガルちゃんですが、
ママさんの献身的な介護で徐々に元気を取り戻して、
そしてプレートを入れる手術を無事に終え、
あとは骨がくっつくのを待つばかり。。。と思っていました。
が、ガルちゃんの骨は少し他の仔と変わっていました。。。
普通だったら一か月もすれば骨が付き、プレートを外す手術をして終り。。。なんですが、
ガルちゃんの右前肢には、骨髄がないらしく、順調に骨が再生していくか少し不安だと言われたそうです。
祈るような気持ちで待つこと3ヶ月・・・
2013年8月24日に頂いたメールをそのまま添付します。
ガルボですが、しばらくご連絡もせずにすいません。できれば朗報をお知らせしたいと思いながら...。
骨折からもう3か月...。
手術をして経過を見守ってきましたが、つらい事実ですが、実は今でも骨はついていません
もうこれ以上うちで出来ることはない、と●●先生に言われてしまいました。
あとは骨髄移植、とかの高度医療になると思うけど、岡山ではできる病院はないだろう、
とのことでした
骨髄が閉鎖しているガルボの右手首は、残念ながら自力で骨の増殖はできませんでした。
まだまだ若い、これからの人生のガルボ...。
このままなんて考えられません
方法があるなら、進む決断をしました!!
そしてガルボは、大阪の岸上獣医病院で、再生治療の手術を受けることにしました!!
岸上先生は、再生治療でとても有名な方です。
たぶん大丈夫です、と言っていただきました。
骨折から3か月...
初めて希望が持てる言葉に嬉しくて...
おととい、まずお腹から脂肪を採る手術をしてきました。
脂肪から幹細胞(IPS細胞、みたいなもの)を2週間かけて培養して、再び骨折箇所に移植して骨の再生を促します。
クラクラするような、最先端医療です
すべての治療が終わるまで、まだ何ヵ月もかかる遠い道のりですが、希望を持って臨みたいと思っています
外の散歩も慣れてきてた矢先の骨折...
またガルボが、自由に外を走れる日を夢見て頑張ります!!
長いギプス生活で、不自由ながらもまったりおっとり、機嫌良く毎日過ごしていたガルボですが、また身の上が変化してきてることを察知して、少し臆病気味です
また負担をかけてしまうので、辛いのですが...。
一日も早く、ギプスから解放してやれる日が来るといいな、と思っています
去年の8月のこのメールからしばらくご連絡がありませんでした。
時々ご主人のインスタグラムで、大阪に何度も何度も通われているご様子・・・・
でも、ガルちゃんはまだギブスとエリカラーをしたまま。。。
きっとご家族で頑張られているんだろうなぁっと・・・
そして、昨日ママさんからのメール。。。
運転中だったのですが、赤信号で止まるたびにドキドキしながら読ませてもらいました。
過ごしやすい季節になりましたね。
ぱんちょママさんもおかわりありませんか？
ガルボについてですが、しばらくご連絡もせず、申し訳なく思っています。
心配をかけてしまうような話しかできなかったもので...。
ずっとためらっていました...。
今、治療に一段落ついたようになりましたので、ご報告させてください。
昨年の5月に右前肢を骨折して、もうすぐ1年...。
つらい現実ですが、残念なことに、どうしても骨はくっつきませんでした。
実は今年の1月に、大阪でもう1度手術をしました。
今度こそは！と祈る気持ちで3か月、経過を見守っていましたが...。
変化なく、骨は出てこず...
残念ながらもうこれ以上は出来ることがない、という結論になってしまいました。
ガルボも1年間、とても頑張ってきたのに。
本当に本当に、もう、せつない思いでいっぱいです...
ガルボはいったいこの先どうなるんだろう、と恐怖でした...。
ここまで骨がつかないのはあまり例がないらしくて、先のこともなかなか見えず、本当に恐怖でした。
なんですが...、
生き物の不思議なチカラ、とでもいうのかな...。
骨折部に、偽関節(？)のような、ゴムのような組織が出来てるだろう、という説明を受けました。
その部分で体重を支えることはできないけど、
関節のように曲がってしまうけど、
骨折の痛みは感じないそうです。
右前肢は、肘で歩くようになるだろう、と。
左前肢にあまり体重をかけれない子なので、右はこの状態でも残した方がいいだろう、と言われました。
付かない骨は溶けていく可能性が高い中、骨がキープできていたのは不幸中の幸いだったみたいです。
折れてもギブスの右肢に体重をかけざるを得ない子でしたから、使っていたが故に骨が痩せなかった、
という感じでしょうか。
4月1日に、9月から入れていた創外固定のピンを全部抜きました。
ギブスも外し、1年ぶりに身軽になりました。
右前肢は骨折部から先はペロンペロンになりました。
抜ピンの手術のため、毛も剃られ、傷も痛々しいのですが...。
なんですが...、
それがもうビックリ・なことに、歩けちゃってるんです!!!!!!
たぶん、状況が変わったことも知らず、いつもの勢い(気力？)で歩いてるんでしょうが
介護も想定していた中、もうとりあえず、驚くやらホッとするやら...
正確に言うと、左に体重を乗せて、右をブラブラさせながらちょこんちょこんとついてる感じですが。
意外にも、歩くことも走ることも出来ちゃってるんです
1年頑張ってきてのこの結論に辛い気持ちでしたが、ケロッ？としているガルボに、
もうホントに言葉もないぐらい、拍子抜けしながら感動してます。
固定を外してから2週間...。
日に日に右前肢は曲がって、プランプラン具合が増しているように思います。
あらぬ方向にねじれそうになる前肢を、上手にかばって歩いています。
左前肢に体重をかけて歩くことは、彼女にとってはあまり良いことではないのですが、
慣れれば段々と右にも体重をかけて、じきに肘をつくようになってくるんだと思います。
傷もふさがって、毛もほっこり生えてきたので、1年ぶりに、エリザベスカラーも外しました。
ずっと気になってた右腕を、丁寧に思う存分、1年分舐めていました(笑)
創外固定のためずっと飲んでいた抗生剤も、終わりになりました。
ガルボは1年間、とても不自由な状態に耐えてくれました。
こんな結果になって胸が痛みますが、やっと諸々から解放してやれて安堵の気持ちもあります
右前肢と歩行の状態は、まだ変化していくと思います。
いろんな不安や懸念はありますが...。
でもガルボは元気!!で、自分の脚で行きたいところに行けます!!!
家族みんなで、くにゃ～っとした前肢に気をつけながら、邪魔なカラーがなくなった小さい顔を奪いあってます(笑)
3度の手術...。
少し不安な顔をしながら、ガルボはいつも黙って耐えてくれました。
1年間、何も楽しいことをしてやれなかったので、またここからスタートみたいな気がします。
とりあえず、近日中にシャンプーしてあげたいっ!!
(1年ぶりです...・)
肘にサポーター(肘が痛いだろうから)をつけてお散歩も行けますよ、
と言われているので、今はそれが楽しみな目標です
...ガルボをうちで引き取って間もない時のこの骨折でした
ガルボにもぱんちょママさんにも、申し訳ない気持ちで...。
本当に動揺しました。
両前肢に障害を持つようになってしまい、心が痛みますが...。
これからガルボが、もっと楽しく気楽に過ごせるように、サポートしていきたいと思ってます。
同窓会、お天気が気になりますね。
ガルボは今回は出席できませんが、またの機会に元気に歩いてる姿を見てやってくださいね
ご連絡ありがとうございました
ちょうど運転中でして、
信号で止まるたびに読ませていただいたのですが、
途中から、感極まってしまい
涙が止まらなくなってしまい、
運転しながら
一人でボロボロになり
おかしな人となりました・
ガルちゃんも、
ご家族さまも
本当に大変な一年間だったと思います
神様は、乗り越えられる試練しか与えないと言いますが、
ガルちゃんとご家族さまだからこそ、
みんなで乗り越えた試練だったのではないでしょうか。
Sさまに迎えて頂いて
本当によかったと思っています。
ワンコって、人間が思うほどハンデを感じてないと思います。
ガルちゃんは、
ご家族と一緒に居れるだけで幸せだと思いますよ
本当にありがとうございました。
何か私に出来る事がありましたら、
いつでもご相談くださいね。
また、ガルちゃんに会えるのを楽しみにしています・
返信メール頂いて、
私も泣けてきちゃいました・
ありがとうございます・
そうですね。
神様がなんだか訳があって、こういうストーリーを、
私たちに、
ガルボに、
与えたのかな。
つくづく、ワンコってたくましいですね。
ガルボも自分が骨折してるなんて、たぶん今でも気付いていません(笑)
なーんか右手の具合がまた違うなー？
ま、いっか。
みたいに、確かに意外とへっちゃら(？)そうです・
ホント、愛嬌に救われます・
メール、使ってください。
ガルボを心配してくださって、ありがとうございます。
何の報告も出来なくて、心苦しく思っていました。
最初にこばやし先生のところに飛び込んで、
計5件の動物病院で診ていただきました。
1年間のあれこれは、もうメールでも言い切れない、長い長い長い・話になってしまいました。
一区切りがついて、いろんなことを思い出しています。
頑張っていきますね～・・・
ガルボの1年間をとりもどすぞ～・!!
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