- 2013年7月11日 18:16
- Mシュナウザー*やぁこ | 保護犬あれこれ
2011年の8月に廃業ブリーダーから保護したにこちゃん(仮名:やぁこ)、
9月には幸せ家族ができて、幸せな毎日を送っていましたが、
昨日・・・2013年7月10日午後8時ころ
虹の橋の向こうに旅立ってしまったそうです。
とてもとても世話をしているとは言えない、
こんな状態で、納屋みたいなところにたった一人でいたにこちゃん。
きっとご飯も毎日はもらえてなかったと思います。
ガリガリで、首には大きな・・・ピンポン玉くらいの腫瘍をぶらさげていました。
切除して、腫瘍が悪性か良性か・・・・病理検査の結果を待たずに、
「迎えたい・・・・」っと仰ってくださったご家族。。。
病理検査の結果は良性だったので、安心してお任せすることが出来ました。
半年後には、
こんなに可愛くなったにこちゃんの写真を見せてくれました。
推定年齢5歳という事で譲渡したけど、
まだ3~4歳だったんじゃないか・・・っと思わせるようなあどけない可愛いお顔。
とにかくお母さんにべったりで、
お風呂に入ったお母さんをそわそわ落ち着きなく待つような仔だったそうです。
今年3月初めころ、
あまり食欲がないと相談を受けていましたが、
その後食欲も戻ったとの事で安心していました。
血液検査でもなにも出なかったそうです。
6月には、こばやし先生にペットホテルで一泊お泊りしたそうですが、
その時にお腹の張りが気になりエコー検査などもしたそうですが、
腹水なども見当たらず。。。。。
7/7に、受診した際には、
1リットルくらいの腹水がたまった状態で、
抜いてもらった腹水は、真っ赤で、貧血もすごくて、
もうほとんど動けないような状態。。。。
手術しても、手術中に亡くなる可能性も高く、
里親様はおうちで看取る覚悟を決め、私に連絡をくださいました。
7/9には、こばやし先生で待ち合わせをして、
また1リットル近くの腹水を抜いてもらいました。
腹水を抜くと少し楽になるみたいで、穏やかそうな顔で
お母さんをずっと見つめていたにこちゃん。
病院から・・・・一緒にご自宅におじゃまさせて頂いて、
にこちゃんにアイスクリームを食べさせたりしながら、
にこちゃんを囲ってお話してきました。
動けないけど、時々何か言いたげに首を持ち上げたりしてて、、、
「お水?」「アイス食べる?」「おちっこかな?!」
優しいお声でにこちゃんに接するお母様。
この幸せがずーーっと続くよう願いながら、
「また来るからね。。。」って言ったのに。。。
翌10日の夜、にこちゃんは、最後まで声を上げることもなく、静かに息を引き取ったそうです。
K様、にこちゃんの犬生、最後の2年間は、本当に幸せだったと思います。
ありがとうございました<(_"_)>
可愛かったにこちゃん。。。
今度生まれてくるときは最初からK様のおうちに来るんだよ。。。
貴方の事、絶対に忘れない!
また逢える日まで。。。
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